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	<title>ミヨシフロンティア</title>
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		<title>日本的ビジネスモデル事例研究セミナー開催！</title>
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		<pubDate>Tue, 08 May 2012 22:46:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; &#160; &#160; 弊社は温故知新の視点で、日本独自のイノベーションのあり方を追求しつつ、日本型ビジネスモデルの鉱脈の発掘に努めています。 今年は６つの事例を取り上げることに致しました。日本にも優れ &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/information/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%9a%84%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%83%a2%e3%83%87%e3%83%ab%e4%ba%8b%e4%be%8b%e7%a0%94%e7%a9%b6%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc%e9%96%8b%e5%82%ac%ef%bc%81/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<table style="width: 817px;" border="0" cellspacing="0" cellpadding="0">
<colgroup>
<col width="72" />
<col width="1" />
<col width="186" />
<col width="272" />
<col width="286" /></colgroup>
<tbody>
<tr>
<td colspan="6" width="817" height="18">弊社は温故知新の視点で、日本独自のイノベーションのあり方を追求しつつ、日本型ビジネスモデルの鉱脈の発掘に努めています。</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="6" height="18">今年は６つの事例を取り上げることに致しました。日本にも優れたビジネスモデルの伝統、DNAがあります。江戸時代と現代の事例から、</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="6" height="18">私達自身が自前のビジネスモデルをデザインするための、何かのヒント、手がかりを掴んでいきたいと思います。</td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td></td>
<td></td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td></td>
<td></td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td colspan="3">セミナー・日本型ビジネスモデル事例研究　　　　　（全６回）</td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td>＊２０１２年６月から開始</td>
<td></td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td colspan="3">＊会場　ちよだプラットフォーム会議室５００（５階）</td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td colspan="3">＊講師　阿部　義通　（弊社　代表取締役社長）</td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td>＊参加費　２０００円</td>
<td></td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td colspan="3">＊定員　１０名　（参加申し込みはメールでお願いします）</td>
</tr>
<tr>
<td height="18"></td>
<td></td>
<td></td>
<td></td>
<td></td>
</tr>
<tr>
<td height="18">開催月日</td>
<td>課題</td>
<td>　　具体的事例</td>
<td>　　　　　　　　　　　　特徴</td>
<td>　　　　　　現代への適用</td>
</tr>
<tr>
<td align="right" height="18">6月28日</td>
<td>財政改革</td>
<td>　富山藩財政改革</td>
<td>薬を預け、使ったものを精算「先用後利」</td>
<td>グリコ置き菓子、ボーイング置き機材</td>
</tr>
<tr>
<td align="right" height="18">7月26日</td>
<td>財政改革</td>
<td>　福井藩財政改革</td>
<td>「民冨論」　生産力向上と外国貿易</td>
<td>ケインズ理論、地方自治体の財政再建</td>
</tr>
<tr>
<td align="right" height="18">8月30日</td>
<td>日本的BM</td>
<td>　日本的モチベーション</td>
<td>共同体と機能集団の弁証法</td>
<td>日本的イノベーションとグローバル化</td>
</tr>
<tr>
<td height="18">１０月</td>
<td>もてなしの心</td>
<td>　観光立国日本</td>
<td>国内シニア旅行　外国人観光客の誘致</td>
<td>人とつながり自然と共生する生活再発見</td>
</tr>
<tr>
<td height="18">１１月</td>
<td>生き残り戦略</td>
<td>　ある建築会社のBM転換</td>
<td>大から小へ　平面から垂直へ</td>
<td>大から小への逆転のBM</td>
</tr>
<tr>
<td height="18">１２月</td>
<td>財政改革</td>
<td>　上杉藩財政改革</td>
<td>国を挙げての殖産事業</td>
<td>地域経済の復興モデル　地元の宝発掘</td>
</tr>
</tbody>
</table>
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		<item>
		<title>世界を意識した日本型ビジネスモデル</title>
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		<pubDate>Sun, 25 Mar 2012 21:43:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[ビジネスモデル徒然草]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; &#160; &#160; 弊社のビジネスモデルデザイン及びプロデュースの特徴を人ことで言えば、世界を意識した日本型ビジネスモデル、ということになります。 このようなビジネスモデルを創りたいと思ったキッカケ &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/turedure/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%82%92%e6%84%8f%e8%ad%98%e3%81%97%e3%81%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%9e%8b%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%83%a2%e3%83%87%e3%83%ab/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>弊社のビジネスモデルデザイン及びプロデュースの特徴を人ことで言えば、世界を意識した日本型ビジネスモデル、ということになります。</p>
<p>このようなビジネスモデルを創りたいと思ったキッカケは江戸時代の福井藩の財政改革を成し遂げた由利公正の偉業に触れたことでした。さらにこの思いに拍車をかけたのは富山藩の「先用後利」をコンセプトにした置き薬事業でした。</p>
<p>現代に生き、事業活動をしている私達は温故知新の精神で先人の努力と叡智から多くのことを学ぶことができるのではないか、と私は考えました。</p>
<p>勿論上記の二つの事例の他にも上杉藩、岡山藩などの取り組みからも今後学んでいきたいと思いますが、それにしても江戸時代というのは不思議な時代です。</p>
<p>徳川家は幕藩体制を通じて、現代的に言えば、徳川家を頂点としたいわばフランチャイズシステムを構築しました。徳川家は直営の天領４００万石（一説には８００万石）を確保しつつ、親藩、譜代、外様とランク付けをして、生殺与奪の権力を持って支配しました。</p>
<p>各藩は商品経済が普及・拡大する中、自藩を守るため経済的自立を追求することになり、そこに経済合理性を最優先とする考え方と行動が定着していったように思われます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私は日本型ビジネスモデルの基本デザインをつくるにあたり、特に以下の３人の先人の著作から多くのことを学ばせて頂いています。</p>
<p>山本　七平（特に「江戸時代の先覚者たち　近代への遺産・産業知識人の系譜」）</p>
<p>司馬　遼太郎（特に「この国のかたち」）</p>
<p>小倉　昌男「経営学」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>日本型ビジネスモデルの土壌となるのは日本的共同体ですが、まさに日本型と言われる所以は欧米社会には成立しなかった共同体と機能集団の融合、もう少し正確に言えば、共同体と機能集団の弁証法的発展です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>準備ができましたら、日本型ビジネスモデル事例研究会を開催致しますので、その節はご案内させて頂きます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>自主廃業について（２）　撤退戦の戦い方</title>
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		<pubDate>Tue, 06 Mar 2012 02:16:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[ビジネスモデル徒然草]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; 　2012.3.5 &#160; 前回の記事で「代表世話人は撤退戦の先頭に立ちます」と書きました。倒産の場合、債権者集会が終ると倒産処理は弁護士の手に委ねられますが、自主廃業の場合は、代表清算人が自分自身で &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/turedure/%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%83%a2%e3%83%87%e3%83%ab%e5%be%92%e7%84%b6%e8%8d%89%e3%80%8c%e8%87%aa%e4%b8%bb%e5%bb%83%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%ef%bc%88%ef%bc%92%ef%bc%89/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><strong>　</strong><strong>2012.3.5</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>前回の記事で「代表世話人は撤退戦の先頭に立ちます」と書きました。倒産の場合、債権者集会が終ると倒産処理は弁護士の手に委ねられますが、自主廃業の場合は、代表清算人が自分自身ですべてのことを行うことになります。主な業務としては、</p>
<p>・取引銀行への説明</p>
<p>・仕入れ先、得意先への説明</p>
<p>・不動産の処分</p>
<p>・社員、役員への退職金の支払及び再就職斡旋</p>
<p>・株主に対する株式の買い戻し</p>
<p>・契約書関係の解約手続き</p>
<p>・毎月、毎週、毎日の資金繰り</p>
<p>・取引銀行、仕入先への経過報告</p>
<p>・営業権の譲渡交渉</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>などがあります。</p>
<p>平時であれば、それぞれの担当者が行う業務であっても、解散業務では代表清算人の責任の下に一切を行う必要があります。例えば不動産の処分を取り上げてみましょう。平時であれば、適正な価格での処分ということになりますが、解散業務時では自主廃業を実現するための原資を確保するということが目的になります。解散を公にしますと、当然足元を見られることになります。妥当な価格であれば即断即決してチャンスを逃さないようにしなければなりません。一旦引き合いの波が来ますが、それを見送った後はなかなか次の波が来ないという恐れもあります。私の場合はいくつかの不動産物件があり、その中の一番大きな物件が早々に決まりかけましたが、契約前に話が流れてしまい、その後なかなか「これは」、という話が来ませんでした。大きな物件が妥当な価格で処分できないと自主廃業が出来ませんので、これは大きなストレスでした。もう駄目か、と思い始めていた時に、買い希望のファックスが入り、その価格が私が設定していた価格ゾーンの中にギリギリで入っていましたので、直ちに交渉に入り、紆余曲折がありましたが、無事売却することができました。</p>
<p>その頃は社員も少なくなっていて、私自身が事務処理一切を行いました。</p>
<p>解散時には３０人以上の社員がいましたが、それぞれの業務が完了する都度、社員は新しい会社に移っていきました。茨城と大阪に在庫センターを持っていましたので、在庫処分は最後迄かかりましたが、最後の１円迄清算しました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>撤退戦は戦いですから、戦う意思を持って業務に取り組むことが肝心です。解散が決まっている社員にそれを求めるのは筋違いでしょう。「銀行、仕入れ先、得意先、関係先にご迷惑をかけない」という意思を持つことができるのは、前社長、現代表清算人だけです。</p>
<p>常に先頭に立ち、モチベーションを持って戦えるのは代表精算人だけです。自主廃業が実現できなければ、倒産となり、銀行に保証を入れている代表精算人は自分自身の不動産、預金を失うことになります。また社員には「倒産企業の社員」という烙印を押させることになります。</p>
<p>撤退戦を最後迄やり抜く、それも先頭に立って戦い続ける、その気持が大切です。但しそのためには一つの前提がなければなりません。</p>
<p>それは自社の事業活動の全局と今後の可能性を絶えず見ながら、「見切りをつける」という</p>
<p>ことです。どのような状況になった時、見切りをつけるか、これは極めて難しい判断です。</p>
<p>「見切り千両」という格言があるくらいです。</p>
<p>撤退できる、という望みがなければ撤退戦を戦い抜くことは代表清算人と言えども本当に辛い業務になります。</p>
<p>再起の可能性を担保するためにもこの「見切り」という選択は非常に大事です。</p>
<p>次回はこの見切りについて述べます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（続く）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 　</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>ＮＨＫ「坂の上の雲」　日本海海戦を見て</title>
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		<pubDate>Wed, 29 Feb 2012 04:59:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[ビジネスモデル徒然草]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; 「坂の上の雲」の最終回をビデオに撮りましたので、繰り返し見ています。私が一番胸を打たれるところは真之が子規の墓前を去り、帰路についた場面です。 雨の道を菅笠を被って歩いていた真之は、立ち止まり、菅笠を上げま &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/turedure/%ef%bd%8e%ef%bd%88%ef%bd%8b%e3%80%8c%e5%9d%82%e3%81%ae%e4%b8%8a%e3%81%ae%e9%9b%b2%e3%80%8d%e3%80%80%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%b5%b7%e6%b5%b7%e6%88%a6%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%81%a6/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>「坂の上の雲」の最終回をビデオに撮りましたので、繰り返し見ています。私が一番胸を打たれるところは真之が子規の墓前を去り、帰路についた場面です。</p>
<p>雨の道を菅笠を被って歩いていた真之は、立ち止まり、菅笠を上げます。</p>
<p>「道は、飛鳥山、川越へ通ずる旧街道である。雨のなかで緑がはるかに煙り、真之はふと</p>
<p>三笠の艦橋からのぞんだあの日の日本海の海原をおもいだした」</p>
<p>その時真之の胸を去来した思いがどのようなものであったかは恐らく私の想像を超えているでしょう。</p>
<p>何時見てもこの場面の映像の美しさに私は心を奪われます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私のようなささやかな人生行路を辿って来た者にも、長い人生で自分が一番輝いていた時、一番苦しかった時を遙に見る時があります。その時の思いを言葉で表すことはなかなか出来ませんが、一つだけ言えることは私の人生は私にしか分からない、ということです。</p>
<p>いや私にも私の人生の全貌は、本当は分からない、というのが真実に近いのかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「坂の上の雲」では武士の情けという言葉が出てきます。ネボガトフ艦隊との対決の際、真之が叫びました。</p>
<p>「長官、武士の情けであります。発砲をやめてください」</p>
<p>また第二戦隊の司令官、島村速雄も逃げるイズムルードを追いかけようとする川島になだめるようにして言ったとのことです。</p>
<p>「武士の情けだ」</p>
<p>明治維新を経て、士農工商制度もなくなり、武士もいなくなりましたが、武士道精神は脈々と流れ続けていた、ということでしょう。島村速雄を書いた「海将伝」を読みますと、まさに武士道精神の化身を見るような思いがします。秋山好古も化身の一人ではないでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて今日において武士道精神を具現化しようとしたらどのようになるでしょうか。江戸時代の若者には「自分が一日でも怠れば、その分国が遅れてしまう」という自覚があったとのことです。真之もそのような意識を持っていました。</p>
<p>日本が転換期にある今こそ、考えていきたい大きなテーマです。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>旅館篇　第１０話</title>
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		<pubDate>Fri, 10 Feb 2012 00:00:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[サンクスペアレンツストーリー]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; 長男夫婦と次男夫婦からの手紙。 &#160; お父さん、お母さん。旅行を楽しんでくださっていますか。少しでも恩返しをしたいと 思い、今回の旅行をお勧めしました。無理をしないで、ゆっくり温泉にはいったり、美味 &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/thanksparents/%e6%97%85%e9%a4%a8%e7%af%87%e3%80%80%e7%ac%ac%ef%bc%91%ef%bc%90%e8%a9%b1/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><strong>長男夫婦と次男夫婦からの手紙。</strong><strong></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>お父さん、お母さん。旅行を楽しんでくださっていますか。少しでも恩返しをしたいと</strong></p>
<p><strong>思い、今回の旅行をお勧めしました。無理をしないで、ゆっくり温泉にはいったり、美味</strong></p>
<p><strong>しいものを満喫してください。</strong></p>
<p><strong>お父さん、お母さんの生き方をお手本にして私たち夫婦もこれからの人生を歩んで行きた</strong></p>
<p><strong>いと思っています。</strong></p>
<p><strong>今迄私たちのためにしてくださった沢山のこと、ありがとうございます。これからも健康</strong></p>
<p><strong>に気をつけて、私たちの前を歩き続けてください。</strong></p>
<p><strong>家に帰ってきたら、旅行の話を聞かせてくださいね。楽しみにしています。</strong></p>
<p><strong>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　修一</strong></p>
<p><strong>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実枝子　</strong></p>
<p><strong>お父さん、お母さん</strong></p>
<p><strong>今頃の南伊豆は紅葉がきっと見事でしょう。温泉好きのお父さんのことを考え、兄貴と</strong></p>
<p><strong>相談して今回の旅行パックを選びました。ご満足頂けていますか。</strong></p>
<p><strong>お父さんが定年で退職した後、農業を始めた時は、ちょっとびっくりしました。お父さん</strong></p>
<p><strong>は半農半X</strong><strong>だよ。あとのX</strong><strong>は自分のやりたい仕事、と言っていましたね。生涯現役で人生</strong></p>
<p><strong>を仕上げると。</strong></p>
<p><strong>お母さん、自分の夢はお父さんの夢を叶えること、と言ってますが、お母さんご自身の</strong></p>
<p><strong>夢のためにお父さんに協力して貰ってください。今迄お父さんに沢山協力してきたんで</strong></p>
<p><strong>すから。これからも元気で、野菜のおすそ分けもよろしくお願いします。　　　　　　　　　　　　　　　　</strong></p>
<p><strong>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　健次</strong></p>
<p><strong>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　めぐみ</strong></p>
<p><strong> </strong></p>
<p>東條さんご夫妻は息子さんたち夫婦からの手紙を何度も読み返していた。　</p>
<p>山間に霧が流れ、旅館もいつしか霧の中に沈んでいく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>（四日目の朝）</p>
<p>今日で旅行も終わり。朝食の後、帰り支度をする。</p>
<p>朝食は<strong>黄檗宗の精進料理</strong>とのこと。</p>
<p><strong>出発前に女将が御点前ということで、旅館の中にある茶室に案内</strong>される。</p>
<p>加藤様ご夫妻、中村様ご夫妻、東條様ご夫妻が揃って茶室に座る。</p>
<p>静寂の雰囲気の中、まず京都の季節の菓子を頂く。その後で女将からここでのお作法につ</p>
<p>いて簡単な説明の後、お点前。</p>
<p>その後で女将からご挨拶。</p>
<p><strong>「この度は私どもの旅館にご滞在くださり、まことにありがとうございました。ささやかではございましたが、皆様が楽しく、幸せなひと時を過ごしていただけるよう、皆でお手伝いをさせて頂きました。一期一会という言葉がございます。人生はその一期一会の積み重ねとも言います。またお会いできることを楽しみにお待ちしております。</strong><strong></strong></p>
<p><strong>　是非、私どもの旅館にご自宅の離れのようなお気持ちでお越しください。そして「行ってらっしゃいませ」と最後に申し上げます。ありがとうございました」</strong><strong></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　<strong>ミニサロンカー</strong>が到着した。</p>
<p>　玄関では車の姿が見えなくなる迄、女将と従業員、ケアアテンダントの山本さん、藤沢さん、坂本さんが頭を下げていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>（一週間後）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　加藤様ご夫妻、中村様ご夫妻、東條様ご夫妻のお宅に<strong>旅行記</strong>が送られてきた。</p>
<p><strong>写真と記事の入った旅行アルバム</strong>。息子達夫婦のところに持っていって、旅の話をしよう。</p>
<p><strong>行く前は計画でワクワクして、旅行中は楽しく、また旅行から帰ってきてもまた楽しめる。三回楽しめる旅行というのは本当だ。</strong><strong></strong></p>
<p><strong>　</strong><strong></strong></p>
<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　</p>
<p>（以上）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>旅館篇　第９話</title>
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		<pubDate>Fri, 03 Feb 2012 00:00:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[サンクスペアレンツストーリー]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; 坂本さんに案内されて車で、漁港に向かう。車で30分。汐の香りが濃くなってくる。港を 散歩してから、予約しておいた割烹旅館で浜鍋を頂く。お店の人は「鯛とか、ひらめも美 味しいですけど、本当に美味しいのは岩礁に &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/thanksparents/%e6%97%85%e9%a4%a8%e7%af%87%e3%80%80%e7%ac%ac%ef%bc%99%e8%a9%b1/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>坂本さんに案内されて車で、漁港に向かう。車で30分。汐の香りが濃くなってくる。港を</p>
<p>散歩してから、予約しておいた割烹旅館で浜鍋を頂く。お店の人は「鯛とか、ひらめも美</p>
<p>味しいですけど、本当に美味しいのは岩礁についた海藻を食べている小あじとか赤べらと</p>
<p>か、そういう小魚なんですよ。都会の人たちはご存知ないかもしれませんが、養殖物とは</p>
<p>全然違います」</p>
<p>「坂本さんもご一緒にいかがかしら」</p>
<p>「そうそう、気がつかなくて失礼しました」</p>
<p>昼食の後、<strong>漁師の三崎さんのお宅に伺い、お話を聞く。</strong></p>
<p>「ぼくも実は漁師になりたいと思った時期があったんだ。海原を見ながら生活したい、そ</p>
<p>う思った。」小女子の佃煮と玄米茶を三崎さんの奥さんが出してくれた。</p>
<p>旅館に戻り、暫し昼寝。</p>
<p><strong>坂本さんは午前中の出来事を携帯電話で報告</strong>している。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>隣の陶芸教室を東條様ご夫妻が訪れた。お二人は自分達で夫婦茶碗を作った後、窯で焼い</p>
<p>て貰う間、息子夫婦と娘夫婦にお土産の湯飲みを買い求めていた。絵付けをしているとこ</p>
<p>ろを<strong>坂本さんがデジカメで撮影</strong>している。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>旅館に戻ってきてからご夫妻は早速お風呂に入った。風呂から上がり、暫く部屋でテレビ</p>
<p>を見ながら休息。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>夕食は旅館の板前さんが腕を振るったおまかせの海の幸、山の幸料理。<strong>素食料理も</strong>。</p>
<p>板前さんから「今晩のお料理の中に野菜で作ったアワビとお刺身があります。是非お試し</p>
<p>ください。台湾では野菜中心の食事をなさる方のために「素食レストラン」もあると聞い</p>
<p>ています。」添え書きがあった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>夕食後、<strong>車で星が丘に行き煌めく星座を見た</strong>。戻ってきたら、旅館で出し物があると</p>
<p>のことで舞台のある部屋に向かう。旅館の舞台で<strong>地元の民謡と筝曲の演奏。地元の保</strong><strong></strong></p>
<p><strong>存会の皆さんが長く歌い継がれてきた歌を笛の音に併せて歌う。メンバーの中</strong><strong></strong></p>
<p><strong>に農家の高橋さんの奥さん、漁師の三崎さんの奥さんの顔が見える</strong>。リーダーら</p>
<p>しき人がご挨拶をした。</p>
<p>そのあと筝が運ばれ、女将と従業員の女性達が「秋の曲」と「新高砂」を演奏した。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>部屋に戻り、くつろいでいると女将が部屋に来て、恭しく<strong>2</strong><strong>通の手紙</strong>を差し出した。</p>
<p><strong>お子様達から託されたお手紙</strong>です。従業員がお茶を運んできた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>旅館篇　第８話</title>
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		<pubDate>Fri, 27 Jan 2012 00:00:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[サンクスペアレンツストーリー]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; 「お父さんね、私今でも思い出すと幸せな気持ちになることがあるの。あれは私が６５歳を迎えた時、健康診断で乳癌の疑いがあるということで、池袋の癌研の病院で検査して貰った時、手術することになったわよね。そのことを &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/thanksparents/%e6%97%85%e9%a4%a8%e7%af%87%e3%80%80%e7%ac%ac%ef%bc%98%e8%a9%b1/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>「お父さんね、<strong>私今でも思い出すと幸せな気持ちになることがあるの</strong>。あれは私が６５歳を迎えた時、健康診断で乳癌の疑いがあるということで、池袋の癌研の病院で検査して貰った時、手術することになったわよね。そのことをお父さんに話したら、「大丈夫、きっと直る」と言って、私のことを一晩中抱いてくださった。あなたの身体の温もりをあの時ほど感じたことはなかったわ」</p>
<p><strong>「君のことがいとおしい、心底そう思ったんだ。」</strong><strong></strong></p>
<p><strong>「この人生、</strong><strong>2</strong><strong>人でいろんな思い出をつくってきたわ。辛く、悲しいこともあったけど、あなたと</strong><strong>2</strong><strong>人で作ってきたのよ。他の誰とでもないわ。これからも素敵な思い出を一緒に作っていきましょうよ。私の素晴らしい、だけど時々ちょっと依怙地になる旦那様」</strong><strong></strong></p>
<p>　雨は上がり、青空が見えてきた。木々の葉がみずみずしく光っている。</p>
<p>「旅館に戻る時間だよ」</p>
<p>「いやよ、まだ戻りたくない」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>朝食の時間。<strong>東條様の奥様のご希望メニュー</strong>は、牛乳、焼き芋、ゆで卵、ごはん、味</p>
<p>噌汁、青菜の漬物、食後の果物（みかんとぶどう）。香川栄養学園園長香川綾さんの四群点</p>
<p>数法で香川さんが自ら実践している食事で、香川さん自身９０歳を過ぎても現役で活躍し</p>
<p>ている。</p>
<p>香川さんは「三食とも大事ですが、栄養学的には朝がいちばん重要です。不足している栄</p>
<p>養分を補充して、身体をリフレッシュさせ、一日のスタートをきる。これが自然の理にか</p>
<p>なっています」と言っている。</p>
<p>東條様の奥様はこれから香川先生の食事法をご主人とご自分の健康のため始めたいと思っ</p>
<p>ていたが、なかなかキッカケが掴めずにいたので、今朝の朝食に期するところがあるよう</p>
<p>だ。「牛乳、焼き芋、ゆで卵が主食なんですよ。ごはん、味噌汁は副食。ちょっと変わって</p>
<p>いるでしょ」</p>
<p>「昨年、私も主人も病気をしましたの。もう少し、2人で人生を、健康に過ごしたいと思い</p>
<p>まして、高齢者の健康法を調べているうちに香川綾先生の料理法に行き着きました」</p>
<p>ご主人は<strong>旅館特製の朝食</strong>を食べている。グジの焼き物、味噌汁、エイひれ、岩海苔、野</p>
<p>菜物３種。大根の葉とちりめんじゃこのおひたし。レンコンとふきとがんもどきの炊き合</p>
<p>わせ。そして大和芋のすりおろしたもの。最後に野菜ジュース。</p>
<p>お二人は食事をしながら今日の予定の打ち合わせをしている。</p>
<p>午前中は近くの漁村にいくことにした。お昼はそこで浜鍋を頂いて、その後海辺を散歩。</p>
<p>旅館に戻ってきてから、旅館の隣にある<strong>陶芸教室で夫婦茶碗</strong>をつくり、夕食迄の時間、</p>
<p>ゆっくりと温泉に入る。夕食後、旅館の車で<strong>星が丘</strong>に向かい、星見物。ここは星がとても</p>
<p>きれいに見える場所とか。</p>
<p>若い時は太陽が昇り、中年期には太陽が頭上の中心に来て、老年期は素晴らしい夕焼け。</p>
<p>太陽が沈み、夜がやってくる。<strong>日中は全く見えなかった星星が夜空に一斉に輝く。空一杯の星を眺める。これは高齢者の特権かもしれない。</strong><strong></strong></p>
<p>星見物から戻ったら、マッサージしてもらって、後は部屋でくつろぐ。ケアアテンダント</p>
<p>の坂本さんが、明日の晩はちょっと特別なことがありますよ、と言っていた。「何かしら、</p>
<p>楽しみだわ」奥様は今日の予定を立てられたので、一安心という顔をなさっている。</p>
<p>朝食後、坂本さんが来た。</p>
<p><strong>「坂本さん、</strong><strong>2</strong><strong>人でこんな計画を立てたのよ。どうかしら。」</strong><strong></strong></p>
<p>「とてもいいですよ～。今日は写真を沢山とりましょうね。<strong>お見受けしたところお二人</strong><strong></strong></p>
<p><strong>ともとても元気そうですよ」</strong><strong></strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>旅館篇　第７話</title>
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		<pubDate>Fri, 20 Jan 2012 00:00:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[サンクスペアレンツストーリー]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; （三日目） 　雨の音で東條様の奥様は目をさました。庭の木の葉を雨がやさしく叩いている音が聞こえてくる。「今日は一日雨かしら。2日間ちょっと忙しかったから、今日は旅館でゆっくりするというのもいいわね」奥様はこ &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/thanksparents/%e6%97%85%e9%a4%a8%e7%af%87%e3%80%80%e7%ac%ac%ef%bc%97%e8%a9%b1/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>（三日目）</p>
<p>　雨の音で東條様の奥様は目をさました。庭の木の葉を雨がやさしく叩いている音が聞こえてくる。「今日は一日雨かしら。2日間ちょっと忙しかったから、今日は旅館でゆっくりするというのもいいわね」奥様はこの2日間のことを振りかえっていた。<strong>まるで家族のように迎えてくれている女将さんと旅館の従業員の人たち、ケア・アテンダントの坂本さん、親切にしてくださった地元の方たち</strong>ともあと1日でお別れ、何か胸にこみあげてくるものを感じる。</p>
<p>　「起きているのか」ご主人が頭を奥様の方に向けた。「はい、今目を覚ましたところ」</p>
<p>　「朝食前に近くを散歩しないか」「雨が降ってますよ」「いいじゃないか、相合傘で行こうよ」旅館の案内図の中に散策路が紹介されていた。</p>
<p>　東條様ご夫妻は着替えて「ちょっとそこら辺を散歩してきます。小1時間というところかな。朝食は8時にお願いします」奥様はご主人の腕にすがり、ご主人が傘をさしている。「行ってらっしゃいませ」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「若い頃、こうして2人で腕を組んで銀座を歩いたわね。デートだっていうのにあなたは</p>
<p>いつも遅れてきたし、それに仕事の話ばかりしてたわ」</p>
<p>「何を話したらいいのか、分からなかったんだ」</p>
<p>「愛しているよ、なんて一回も言ってくださらなかったのよ」</p>
<p>「そんなこと思っていても、口に出せなかったよ」</p>
<p>「ほんとに思っていたのかしら」</p>
<p>「思っていたさ」</p>
<p>「私のこと、そんなに好きじゃないのかしら、って寂しかった。母に明彦さんはデートの</p>
<p>　時いつも仕事の話ばっかり、いやになっちゃうわ、と言ったら叱られたわ。母は「真面目で不器用な人かもしれないけど、一途なところがあるのよ、明彦さんは。これからはあなた次第よ」って言われたわ。」</p>
<p>「あれから45年か。長いといえば長いし、昨日のことでもあるような気もするし。長いこと本当にありがとう。でもぼくは君にとって良い夫ではなかったんじゃないかな。それほど出世もしなかったし、金持ちにもなれなかった。自分のことで精一杯という生き方をしてしまった。」</p>
<p>「あなたの定年退職の日、家に沢山のお花が届いたわね。その時、あなたが会社でどんな存在だったか、分かったの。嬉しかった。あなたの人間性を多くの人たちが認めてくれていたんだと」</p>
<p>「そんなことがあったね。でも君がお父さん、お疲れ様でした、と渡してくれた花束が一番嬉しかったよ」</p>
<p>「あの晩、お父さんはわたしの前に正座して、本当に長い間ありがとう、と言ってくれたわ。こんな私を支えてくれたことを感謝しています、って」</p>
<p>「あれから2人であちこち旅行に行ったね。会社勤めの時はどこにも連れていってあげられなかったからね。どこが一番想い出に残っている？」</p>
<p>「今度の旅行かしらね」</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>今日における東郷ターンと「奮励努力」そして日本というビジネスモデル</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Jan 2012 23:30:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[ビジネスモデル徒然草]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; &#160; 昨年１２月１８日、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」最終回「日本海海戦」を見ました。 録画したものを何回も見ていますとその都度気がつくことがあります。司馬遼太郎の原作を読んでいましたが、や &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/turedure/%e4%bb%8a%e6%97%a5%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e6%9d%b1%e9%83%b7%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%81%a8%e3%80%8c%e5%a5%ae%e5%8a%b1%e5%8a%aa%e5%8a%9b%e3%80%8d%e3%81%9d%e3%81%97%e3%81%a6%e6%97%a5/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>昨年１２月１８日、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」最終回「日本海海戦」を見ました。</p>
<p>録画したものを何回も見ていますとその都度気がつくことがあります。司馬遼太郎の原作を読んでいましたが、やはり映像の迫力を感じずにはいられません。</p>
<p>ドラマでは参謀秋山真之による「丁字戦法」が使われていると渡辺謙のナレーションがありますが、実際はそうでなかったようです。</p>
<p>昭和４０年代に研究者に公開された「極秘明治三十七八海戦史」によると、丁字戦法も使えず、連携機雷も波が高くて水雷艇も出動できず放棄を余儀され、連合艦隊に残された道は、正面からの艦隊決戦のみになったとのことです。さらに大きな誤算はバルチック艦隊の位置が間違って報告されたことです。そのようなぎりぎりの状況下で東郷司令長官は敵の射程距離内での敵前大回頭、「東郷ターン」を行ったのです。</p>
<p>艦橋に立つ東郷長官は自分の死を覚悟していたと思いますが、と同時に矛盾するかもしれませんが、この戦（いくさ）が終わる迄自分は絶対に死なないと言う確信があったのではないでしょうか。その確信は「闘魂」に支えられていたように思うのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さてその後で野田首相の内閣改造にあたっての記者会見をテレビ中継でみました。野田首相は原稿を見ずに記者団のそれぞれの質問に答えていましたが、その際、私が感じたことは記者団の質問に対して、首相は次元の異なる回答をしていたということです。一言で表現すれば戦術的質問に対して戦略的に答えていた、と私は受け止めました。特に響いたのは次のくだりです。以下日本経済新聞１４日朝刊からの抜粋です。</p>
<p>「・これからの国会は民主党政権よりも日本にとっての正念場だ。</p>
<p>　・国民の歓心を買う政治ではなく、つらいテーマでもしっかり訴えて理解いただける政治を日本でつくれるか正念場だ。</p>
<p>　・内外の時代状況をしっかりにらみ、今何をしなければいけないかをきちっと答えられる政治を実現していきたい。</p>
<p>　・マニフェストに書いてなかったが内外の情勢を俯瞰した時に決断しなければいけないテーマが出てきている。」</p>
<p>記事にはなっていませんでしたが、野田首相は、今は蟻の目だけではなく鳥の目を持たな</p>
<p>ければならない時代状況なのだということを自分に言い聞かせるように、また新聞記者連</p>
<p>に諭すように説明していました。</p>
<p>全局を俯瞰し、すぐそこまで来ている危機に対する態勢固めをしなければならない、それ</p>
<p>こそが日本を守る道なのだと訴えていました。</p>
<p>私の個人的思いは、民主党によくぞこのような政治家が残っていた、野田首相にはどじょ</p>
<p>うのように泥臭く、蟻のように勤勉で、鷲のような大局観を持った政治をしてほしいとい</p>
<p>うことに尽きます。</p>
<p>現在の世界はまさに複雑系の様相を呈しています。それぞれの立場の人達がそれぞれの主</p>
<p>張、要求をします。そのような要求にいちいち答えていくと、収拾がつかなくなります。</p>
<p>覚悟を決めて根本的課題に向き合うことが大切です。その場合でも批判、妨害を絶えず受</p>
<p>けることになるでしょう。批判が止むことはないはずです。</p>
<p>ここで重要なことは根本的課題の設定とその問題意識を共有していくための努力です。</p>
<p>東郷長官は皇国の興廃はこの一戦にありと定義しました。満州軍総司令官の大山長官は</p>
<p>奉天会戦は関ヶ原と定義しました。二人ともこの戦に負ければ日本は滅亡する。何として</p>
<p>も勝たなければならない、日本国を背中に負って戦ったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>戦艦三笠は敵前回頭の際、十九発の命中弾を受け、まるで一個のドラムに化したと伝えられていますが、致命的な被害は受けませんでした。まさに天佑神助だったのでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>野田首相もこれから多くの命中弾を受けることでしょう。野田首相にとってはバルチック艦隊は民主党であり、自民党を初めとした野党、マスコミ、そして国民です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>国民は日本の将来を憂えています。しかし一方で消費税は上げてほしくないが、社会保障は十分にやってほしいというという個人主義な意識を強く持っています。さらに、こんな日本に誰がした、一生懸命働いてきた自分達は被害者ではないか、という意識も抜きがたく抱いているのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>戦前の全体主義的価値観が敗戦で崩れた後、戦後民主主義が個人主義を生み出しましたが、その個人主義も限りなく利己主義的に傾き、歪んできていると思われてなりません。</p>
<p>公共的な意識を持った国民が増えてこなければ、野田首相の戦略の実現は難しいのではないでしょうか。</p>
<p>最終的には日本人が自分の中のバルチック艦隊と戦うという構図になります。政治家も官僚も新聞記者も含めてです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>野田首相は敵前回頭をしました。隣に立っているのは加藤参謀長と秋山参謀の二役を任された岡田副総理です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>やや大袈裟な表現になりますが日本というビジネスモデルをどのように転換していくか、明治以来の重大な歴史的転回点に立っているのではないかと思わずにはいられません。</p>
<p>それぞれの持ち場で「各員一層奮励努力せよ」です。</p>
<p>日本丸にZ旗が上がりました。</p>
<p>　</p>
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		<title>旅館篇　第６話</title>
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		<pubDate>Fri, 13 Jan 2012 00:00:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[サンクスペアレンツストーリー]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; 山本さんが始める。「真珠貝のようにこころの中に埋め込まれた小さな玉。人の世　 　で生きていく時、私たちが流す涙、苦しみが小さな玉を少しづつ大きくしていきます。 そしていつしか輝きを増していきます。それが我が &#8230; <a href="http://www.miyoshi-frontier.com/thanksparents/%e6%97%85%e9%a4%a8%e7%af%87%e3%80%80%e7%ac%ac%ef%bc%96%e8%a9%b1/">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>山本さんが始める。「真珠貝のようにこころの中に埋め込まれた小さな玉。人の世　</p>
<p>　で生きていく時、私たちが流す涙、苦しみが小さな玉を少しづつ大きくしていきます。</p>
<p>そしていつしか輝きを増していきます。それが我が心の歌なのでしょう。」</p>
<p>それではご主人からどうぞ。</p>
<p>　山本さん、<strong>ナレーション</strong>を始める。</p>
<p>　</p>
<p>・・・灯台守は</p>
<p>船に光を送り続けます</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>灯台守は家族だけの世界</p>
<p>妻は不自由な暮らしに耐え</p>
<p>子供達を育ててくれました</p>
<p>人並みの楽しみを味わわせて</p>
<p>やれなかった　妻よ　子よ</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>黙々と仕えてくれた妻よ</p>
<p>お前がいなかったら</p>
<p>俺はこの仕事を続けられなかった</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>妻よ　お前こそ</p>
<p>俺という船の灯台だった・・・</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでは中村さんのご主人、どうぞ。</p>
<p>ご主人は出だしでちょっとつまづいた。涙を拭った後で歌い始めた。山本さんが励ますように途中まで一緒に歌った。</p>
<p>次は奥様、恋心です。</p>
<p>山本さんのナレーション。</p>
<p>・・・ミラボー橋の下をセーヌは流れ</p>
<p>私たちの青春も</p>
<p>私たちの恋も</p>
<p>小さな舟のように</p>
<p>流れていった</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もう恋なんてしないと誓った筈なのに</p>
<p>恋なんてむなしくはかないものと</p>
<p>知った筈なのに</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なぜか今度こそ本当の恋に生きたい</p>
<p>恋に死にたい</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>セーヌの流れをみつめながら</p>
<p>そう思う私は</p>
<p>愚かでしょうか</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>マビヨン通りに枯葉が舞っています。</p>
<p>あの人と会った小さなレストランに</p>
<p>灯がともっています・・・</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>奥様は岸洋子になったかのように表情たっぷりに歌われた。</p>
<p>歌声と共に夜は更けていく。</p>
<p><strong>ご主人も、奥様もそれぞれ３曲歌った後、歌にまつわる思い出を語り始めた。</strong><strong></strong></p>
<p><strong>山本さんと従業員は相槌を打ちながら聞いている。</strong><strong></strong></p>
<p>午後９時半。明日もありますから、お二人の歌謡ショーは盛り上がってきましたが、そろそろ幕を下ろさせていただいたいと思いますが、宜しいでしょうか。</p>
<p>「おやおや、こんな時間か。あまりにも楽しくて時間を忘れていたよ。長時間、お付き合い頂いてありがとう。」「本当に楽しゅうございました」</p>
<p>山本さんは「明日は9時に伺います。それではゆっくりお休みください。それから<strong>お休みになる前にお薬を飲んでくださいね。</strong>」と挨拶して部屋を後にした。</p>
<p>「今晩中村様ご夫妻はなかなか眠れないかもしれない。寝物語にいろいろお話されるのではないかしら」<strong>山本さんは女将に今日一日の報告書を出して家路についた。</strong><strong></strong></p>
<p><strong> </strong></p>
<p>　電気を消した暗い部屋の中でご主人の声がしている。</p>
<p>　</p>
<p>　早苗</p>
<p><strong>　今日は楽しかった。君と一緒にこんな旅行ができるなんてまるで夢のようだ。</strong><strong></strong></p>
<p>　ぼくは今日、今迄なんて君を大事にしてこなかったか、本当にわがままな自分勝手な</p>
<p>　人間だと思ったよ。・・・許してほしい。これからは少しは優しい夫になりたいと思う。</p>
<p>　ぼくと結婚して幸せだったと思ってもらえるように心がけます。</p>
<p>　これからもどうぞよろしく。早苗さん・・・お休みなさい。　</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　</p>
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