障害者の雇用

2日前の日本経済新聞の夕刊のコラム「明日への話題」で前厚労事務次官の村木 厚子さんが「強さと弱さ」という題で障害者雇用について一文を寄せている。村木さんは「自分の得意を見つけて活かす」「障害があると『できないこと』に目が行きがちだが、『強み』を見つける方が大事だ」と言っておられる。この考え方は障害者だけではなく、障害を持っていない私達にとっても大事だ。さてここで重要なことは「見つける」ということではないかと思う。障害を持っていない人は、あるいは自分で強みを見つけることができるかもしれない。しかし障害を持っている人に対しては本人に代わって強みを見つける、活躍できる場を見つけてあげることが特に大事ではないか。それを心がけることが、私たち障害を持っていない者の役割のように思えてならない。さまざまな工夫が期待されている。村木さんは沖縄の焼肉屋を出色のケースとして紹介している。私も思わず唸った。すごい!

私は仕事で屋上菜園関係の仕事をしている。障害を持った人達、引きこもりのニートの人達に屋上菜園で活躍してほしいと思っている。今年はそのための場づくりを企業と話合いながら、進めていきたい。