アリス・ウオータース 「美味しい革命」
昨晩深夜、NHKでアリス・ウオータースの「美味しい革命」を見た。途中からだったので、見た部分についてのコメントしかできないが、アリスが自分の庭で野菜栽培しているところはとても良かった。アリスはレストランから出る野菜屑と畑で出る野菜屑を使って堆肥を作っている。半年ぐらいで使えるようになるとのこと。ハーブボウル(ハーブ区画)にバジルの苗を植えている。アリスはこの庭をとても大切にしている。自然の風に触れ、野菜、果樹と対話する場所でもあるようだ。庭のバジルを使ってバジルペーストをつくり、友人達と一緒に食事をする。自分で野菜を栽培し、自分で調理して食べる。この充実感、楽しさをアリスは革命と考えているのかもしれない。革命とは政治・社会体制を急激に変えることだけではなく、人間としての本来の充実感を取り戻す行為と考えれば、それはまさに革命と言うことができるだろう。