ベランダ菜園の新しい展開・ソーシアルテクノロジーの活用

 

今日我家でホームパーティを持った。若い人達の集まりだ。家内が朝霞農園から

収穫してきた有機野菜も使って、手料理をつくった。ワインを飲みながらの食事会。メンバーの一人、主婦のMさんがベランダでミニトマトを育てたが、着いた実は10個未満だと話してくれた。毎日2回、水遣りをしていたので、水不足ということはない筈、と首をかしげていた。「ということは土と苗で800円とすると、収穫が10個なら1個あたり80円。高いトマトになったね」と私。「そうなんです」とMさん。野菜栽培には基本的なことがある。日当りの良さと風通しの良さ、この2つが基本的条件で、その上に野菜の個性、種類に合わせた栽培法の習得がポイントになる。また以前会った東京の郊外に住んでいる主婦が、一生懸命世話したが、ミニトマトが3つしか収穫できなかった、と残念そうに話していたのを思い出した。一方北千住ルミネの屋上菜園でも、ちよだプラットフォームの屋上菜園でもミニトマトはグングン生長し、第6花房迄行っている。この分でいけば1株あたり50個以上は収穫できるだろう。屋上に比べベランダは日当りの良さと風通しの良さでは分が悪そうだ。ベランダで栽培している人が屋上菜園を見て「どうしてこんなに良くできるんですか」と質問する。物理的条件はなんともしがたいが、ベランダ菜園の大袈裟にいえばROI(投資リターン)を上げる手はないものだろうか。

日照条件に対しては、光合成促進剤、反射シートなど、活性剤、日照の度合いに合わせた野菜の種類の選別、肥料の選定。風通しについては栽培場所の選定などが考えられる。野菜の病気の約7割はカビ関係と言われている。後は野菜毎の個性に合わせた栽培法の習得も不可欠なことだ。これらのことは現場に行って確認し、指導するのが一番なのだが、ベランダに行くためには家の中を通らなければならないので、プライバシーのことも含め

簡単なことではない。しかし、ベランダ菜園愛好家には是非、もっと収穫してほしい。

ということで、Facebookなどを活用するサイトを考えてみたらどうか、と考えた。

これなら愛好家から先生グループに写真も簡単に、無料で送れるし、コメントも送ることが出来る。会員制で、例えば月500円ぐらいで設定したらどうだろうか。200人の会員で月10万円になる。このサイトを基盤にしていろいろな付加価値づくりも出来るはずだ。そうすればビジネスとしても立ち上がっていくのではないか。このビジネスモデルを考えてみよう。