リフォームの凄さ・ビフォーアフター

今週のビフォーアフターはかつて床屋を営んでいた家を継ぎ足しながら水路の上まで部屋を拡張した、元は築100年の家だ。元の家はしっかりしているが、広げた部分は安普請というか、やっつけ仕事だった。住んでいるのは83歳のおばあさん1人。今回は娘さん達がリフォーム資金として800万円用意した。リフォームの匠、大滝さんの方針は「減築」、建坪を減らしながら、生活面積は増やす、というものだった。アフターの出来上がりは私の想像を超えるものだった。匠はまさに女性らしい心使いも籠めてデザインしていた。おばあさん、娘さんの期待と想像もはるかに超えていたことだろう。83歳のおばあさんは生きる喜びと長生きへの気力をこのリフォームから貰ったに違いない。そこにリフォームの真髄を見たような気がする。