「なぜ、あの会社は儲かるのか?ビジネスモデル編」その2
2つ目のステークホルダーズとのウィン・ウィンというのはその業界の関係者を敵に回さない、ということである。他社を押しのけてとか、他社の足を引っ張るとか、さらには業界大手の虎の尾を踏みつけるようなことをすれば、結局は叩かれて長続きしないで消える、ということになりかねない。その会社が新しいビジネスモデルを持ってその業界の中に入ってきて、同業他社も助かり、また業界全体の発展にも寄与する、というあり方が望ましい。ビジネスモデルをデザインするにあたり、忘れてはならない重要な視点だ。