お笑い芸人の凄さ・ゴルゴ松本

テレビの金スマでお笑い芸人ゴルゴ松本のもう一つの姿を見た。彼は少年院を訪れ、日本語を使った講義をしている。松本はこじつけと謙遜した言い方をしていたが、言霊、言の葉から説き起こしていく話の内容に思わず引き込まれた。少年院の子供のなかにはノートを取っている子もいた。最後にゴルゴは苦難、困難、災難の反対語の無難を取り上げ、無難な人生ではなく難がある有り難い人生こそ、本当の人生であると子供達に語りかけた。子供達にとって大きな励ましとなったことだろう。

子供達が犯す罪の大部分は盗み、つまり窃盗、それから暴走族で道路交通法違反など。

家庭環境もさまざまだろう。

松本は自分に手紙をくれた子供のことを話しながら涙をぬぐっていた。罪を犯した子供達への共感なしにはあのような熱のこもった話はできないだろう。それにしてもお笑い芸人の中にも松本のような人もいるのだ。