たかが雑談、されど雑談

最近改めて感じることの一つは雑談が出来る人と出来ない人がいる、ということだ。そして思うことは楽しく雑談できる人とは親しくなれるが、事務的な話しか出来ない人とはもう一つ親しくなれない。何か波長が合いそうな話題を見つけて雑談ができるようにこちらが心がけても、話がブツン、ブツンと切れてしまうと、「もうこれくらいにしようか」という諦めの気持になる。私は若い頃から営業の仕事をしていたので、相手に合わせて話題を選び、雑談できるように心がけていた。大きなことは言えないが、大体どんな人とも雑談程度ならできるという気持はある。雑談していて私が気付かされることが3つある。

まず話し方だ。相手の話をキチンと聞く人かどうか。二番目は反応の早さ。あるいは機転と言っても良いかもしれない。三番目は話を肯定的にするか、否定的にするか。勿論これは私自身の問題でもある。特に一番目については私自身よく注意されることがある。雑談で自分を取り巻く世界が大きく変っていく。たかが雑談、されど雑談なのだ。