まず読書、そして瞑想、それから仕事

仕事が立て込んでくるとすぐにパソコンを開けて、キーボードを叩くようになる。今朝、このやり方でいいのか、いいはずはないと思わされた。若い時、働盛りの時はそれでもいいのかもしれないが、日々のエネルギーが限られてきたシニアにとって大事なことは自分の一生の仕上げの時期に入っているのだから、仕事を価値のあるものにしていかなければならない。雑な、未熟な仕事をしてはいけないと思う。そのためには今の自分自身を客観的に日々見つめなおすことが欠かせない。気をつけないと前のめりになってしまう。また独りよがりにもなる。さらに大事なことは自分の仕事に魂をこめる、ということだ。

頭で考えたことを心で捉えなおして、さらにそこに魂を入れる。そのためには自分の仕事のために祈り、思いめぐらす時を持つことが必要だ。全体が見えてくる、原理原則が見えてくる、本質が見えてくる、心が見えてくる・・・そのような何ものにも換えがたい時間を持たなければならないと思う。

そのためにも起床した後はまず読書、瞑想、それから今日の仕事の予定づくり、本当にしなければならない仕事の絞込み、優先順位付け、をルーティン化していこうと思う。そして仕事は午前中でできるだけ終らせ、午後は自由時間としていきたい。すぐにはできないかもしれないが、努力していきたい。もうあくせく働く時期ではないのだから。