エコは楽しく、カッコ良く、そしてお洒落に

 

エコというと何となく「しなければいけない」という義務感があるが、視点を変えて、

「楽しく、カッコ良く、そしてお洒落に」できないかと考えてみたらどうだろうか。ヒントはマツダのクリーンディーゼルエンジン車だ。この車はエコであることは当然だが、加速に優れ、パワフルとのことで、人気沸騰中で、生産が注文に追いつかない状態とのことだ。車を買ったお客が「運転するのが楽しい」と言っていた。澁谷区が澁谷駅前で人が歩く振動で電気を起こす装置を街路に設置したのも、話題性と併せて「楽しさ」を狙ったものだ。若い女性が騒ぎながら装置に乗っている。夏の打ち水も楽しいエコではないだろうか。楽しいエコというのはまだまだあるだろうが、それではカッコ良いエコにはどんなものがあるだろうか。またお洒落なエコとは?まずカッコ良いの一例として現在ダイムラーベンツが進めているCAR2GOを挙げることができる。カッコ良さにはスマートさがあり、未来を先取りしている。お洒落なエコの例としては正に我田引水となるが「屋上菜園ガーデン」を一例として挙げたい。これから屋上菜園ガーデンはデザイン性を高め、都市生活者が輝く舞台、オーガニック・コミュ二ティの魅力的世界を作り上げていくだろう。お洒落のためには上質なデザインと文化性が求められる。ヒートアイランド対策、CO2削減とは入り口では対極をなすものかもしれないが、目指すところは同じだ。楽しく、カッコ良く、そしてお洒落なエコがもっともっと増えるように、取り組んでいきたい。