オーガニックカフェのオーナーパテシエとの話

 

私の若い友人、パテシエのOさんがクッキー、焼き菓子のカフェを開店した。オーガニックを売り物にするカフェが無かったためか、リピーターのお客さんがつき、順調な滑り出しだ。夫婦2人で睡眠時間を削って切り盛りしている。そして、開店して約2ヶ月、いろいろな課題、選択肢も見えてきた。恐らくこれが第一関門なのだろう。この第一関門をどのように乗り越えていくかでこれからの店の方向性がイメージできるのではないだろうか。

今回私はいわば顧客視点に立って気がついたことをOさん夫婦に伝えた。小さなことで気になることがある。そして売上げを上げるためにアルバイトを使って宅配も考えていると言う。そこで私の提案として次のようなことを伝えた。今大事なことはお客様とのコミュニケーション。お客様がクッキー、焼き菓子をお買いになる時の言葉、気持を丁寧に受け止め、二人で検討・分析すること、そして地下1階でOさんが実際にクッキー、焼き菓子を作っているところをできるだけ多くのお客様に見て頂くようにする。今は外に出ていくよりもまず店に来て頂き、店の様子、二人の人柄を知って頂き、この店に来たくなるようなサービスをきめ細かく開発することが優先課題ではないか。来て頂くためのビジネスモデルが大事と伝えた。若い夫婦の健闘を祈りたい。次回行く時には私の畑で収穫したウコンを持っていくつもりだ。疲労回復に役立てば嬉しい。