ギンレイホールのビジネスモデル 

 

時々映画を見たくなって昨年飯田橋ギンレイホールの会員になった。年間15,000円で見放題というのも魅力だった。今年の10月で振り返ってみると5回ぐらいしか行けなかったので、割りに合わなかったということになる。ただ会員になった動機としては毎月最低1本ぐらいは映画を見よう、という約束が自分の中にあった。

それはさておき、10月8日の日経新聞朝刊で、「中小映画館 個性で勝負」という記事が掲載された。それによるとギンレイは小ぶり(1スクリーン206席)ながら年間15万人を動員し(一日平均400人以上)、営業黒字を維持しているという。黒字化するための営業戦略が書かれていた。映画を見終わった後、それとなく周囲を見回すと中高年が多い。映画ファンはいるのだ。課題は映画館に足を繰り返し運んでもらう、仕掛けづくりにかかっている。