シニアの出番とワークシェアリング

シニアをオレンジ世代と呼び、オレンジ世代がさまざまな職場で活躍している記事を読む機会が増えてきた。オレンジ世代という言葉にどのようなニュアンスを込めているのだろうか。オレンジ世代は一旦企業人生を卒業した人達だ。年金の受給を受けながら、生計のためというより、生き甲斐、社会との関りを求めて仕事をしている人達と考えると、そこには何か仕事の楽しさのようなものを大事にしているように感じられる。仕事を楽しみながら、同時に人生を楽しむ。そのためには働く時間についても一定の枠は必要だろう。日本でも今後3時間とか5時間という短時間労働も増えていくことだろう。主婦世代だけではなく、オレンジ世代でもワークシェアリングの発想と働き方が求められる。そこに何か新しい可能性を感じるのは私だけではないだろう。