スヌーピーの3D制作スタジオのユニークさから刺激されて

フジテレビの朝のニュース番組でスヌーピーの3D制作スタジオが紹介されていた。奇抜だと感じたのは事務所の様子だ。社員が自分の仕事をする場所を自分達仕様に変えている。

海賊船風のオフイスで仕事をしているスタッフは海賊船の船長を被るような帽子でパソコンの前に座って仕事をしている。また庭園風にしてまるで庭の中で仕事しているかのようなオフィスもある。あまりのユニークさにびっくりしている日本人の女性レポーターが社員にインタビューしたところ、社員は「毎日会社に来るのが楽しみだ」と答えていた。

集団的・規律的工業化社会としての経済成長の時期を過ぎ、三次産業の知的価値が収益源となっている高度情報化社会では、やはり個人の創造性が最高度に重要になってきている。

そのためであれば、昔風の規律などは不要なものとみなされるのだろうか。

会社としては価値につながる、そしてそれが大きな収益に結びつく創造性を引き出し、最大化できるなら個人の自由度を優先していこうということだろう。

そして私なりに思ったことはパソコンの前に座り続ける「単調さ」を回避するためにもオフイススペースを楽しい、ワクワク出来る場所にしているのではないか。であれば、今後日本の会社のオフイスでも社員による自分のワークスペースのカスタマイズが増えるのではないか。カスタマイズできるエレメントをレンタルするビジネスもできるかもしれない。