ドリルではなく穴を売っている

「ドリルメーカーはドリルを売っているのではなく、穴を売っている」とはレビットの含蓄のある言葉だ。スターバックスは「コーヒーではなくサードプレイスを売っている」。アシックスはただシューズを売るだけでなく、「走る環境」を売っている。クラウド・コンピューティングはソフトを販売するのではなく、利用内容を売っている。古くは富山の置き薬も必要な時に症状に合わせ直ぐに服用できる便利さと安心感を販売していた。それでは屋上菜園の場合は何を販売していると考えたら良いだろうか。課題は何だろうか。