ネット社会の疲れについて
最近スマホを見ながら歩いている人が多い。階段の昇り降りの時も、プラットホームでも横断歩道でも、スマホの小さな画面を見ながら歩いている。それぞれ必要があってのことだと思うが、やはり危険な行為だと言わざるを得ない。最近ネット断食、という言葉に接した。パソコン、スマホを見ない時間を持つ、ということのようだが、少し中毒症状になっているのかもしれない。ネットに依存していると精神的にも疲れるが、また目も疲れる。高度情報化社会とは目をかつてない程に酷使していると言えそうだ。また私の知っているある女性はIT業界で長年活躍していたが、現在その後遺症か、肩の痛みがなかなか取れないとのことだ。前傾のやや不自然な姿勢が身体の歪みをもたらしたのかもしれない。そんなことを考えると、職場でも家庭でもIT体操のようなものがあっていいと本気で思ったりする。あるいは思いっきりアナログ的世界で気分転換するのもいいだろう。