ビジネスの始まり・子供弁当から思わされること

東京でこども向けの弁当をつくり、配達している若い女性がいる。彼女自身が自分の問題解決をキッカケに始めたビジネスだ。

共働きのお母さんは子供のために早起きして朝食をつくるが、時間的にお弁当迄は手が回らない。そこでコンビニでお弁当を買い、子供に持たせることになるが、それは「罪悪感」を伴うとある母親は言う。そんなことがあってこの新しいサービスを見つけた時は早速お願いしたとのことだ。一方子供を預かる託児所を経営している男性は以前ご近所の主婦達にお弁当づくりをボランティア的に頼んでいたが、食中毒などの問題が起った時、責任の所在がはっきりしないので、困っていた時、このサービスを知り、今ではこの子供弁当会社に弁当の配達を頼んでいる。スクーターの荷台にお弁当を入れて、学習塾、託児所、家庭を回っている。自分でつくって自分で配達だ。

この子供弁当ビジネスから思わされることが3つある。

1.このビジネスは自分が直面して、なんとかならないかと思ったことが起点となっている。日常生活の中の自分の「小さな思い」からスタートしている。

2.お客さんは「家庭の、手作りの味」と同時に何かあった時に「責任をきちんと取れる」

サービスを求めている。この2つの両立がポイントだ。

3.売上の拡大は「配達ルート」のプログラミングに左右される。特に地元ビジネスの場合はここが鍵を握る。