ビジネスモデル 理論から実作・実践の時代に

 

最近「ビジネスモデルYOU」という本が出た。自分をビジネスモデル化する、というのが本の趣旨だろうか。さてこの本を買うべきか、どうかというところで正直迷っている。新手の自己啓発の本かもしれない。買う場合は現在のビジネスモデルジェネレーションを完全に読みきった後にしたい。さてここ数年、ビジネスモデルの理論面での研究、新しいビジネスモデルの登場及び事例研究などにより、ビジネスモデルが一時の特殊なものという認識から多くの分野で検討される、いわば普遍的認識になりつつあるように思われる。ということで多くの経営者が、自分の事業のためい会社の大小を問わずビジネスモデルを考え、実作、実践するようになってきている。ビジネスモデルという用語のためか、欧米流のビジネスモデル、あるいはITを駆使したビジネスモデルに人々の関心が向きがちだが、そこで「少し待てよ」というのが、私が現在取り組んでいる「日本型ビジネスモデル」だ。今迄ビジネスモデルという用語が無かったのでそのようには呼ばなかったが、日本にも優れたビジネスモデルの事例が数多くある。日本の風土に播かれた種が大きな木になるように、日本のビジネス風土に播かれた種が大きなビジネスになり、後世にビジネスのDNAを伝えている。それがどうも江戸時代に多い。それはなぜだろうかといつも考えている。日本人は東洋人だ。その意味で日本的ビジネスモデルは東南アジア及び西南アジアで、今後展開される機会が増えてくるのではないかと思う。ビジネスモデルは人々の伝統的な思惟構造に触れる部分がある。その意味で日本的ビジネスモデルがこれらの地域でどのように発展していくか、楽しみにしたい。