ビジネスモデルという用語は適当か?

 

モデルという言葉を使うと、何か固まった、再現性のある一つのカタチ、というイメージが無いだろうか。それでモデルという用語を避けてメソッドという言い方もあるようだ。私のイメージではビジネスモデル動画あるいはビジネスモデルストーリーだ。ビジネスモデルは静止画的なものではなく、ビジネス環境の中でダイナミックに進化していくものだから。換言すれば、新しく創出されたビジネスの基本型、つまりDNAを維持しつつ、因果論理的にストーリーが展開し、更には弁証法的に発展していく、というのがビジネスモデルの本当の姿ではないだろうか、とも考える。トマトはトマトであることを維持しつつ、置かれた環境の中で、小さな苗からメタモルフォーゼを繰り返しながら生長し実をつける。どこかビジネスモデルにカブサルところがあるかもしれない。