ビジネスモデルイノベーション

 

今日池袋の東武百貨店7階の旭屋書店で「ビジネスモデルイノベーション」(野中 郁次郎、徳岡晃一郎 編著 東洋経済新報社)を見つけ購入した。ビジネスモデル関係の最新刊は書店を定期的にチェックして、「これは」と思う本を購入している。今回購入した本の執筆者はそれぞれビジネスモデルの研究者で、読み応えがありそうだ。序章で野中氏が「賢慮の戦略論への転換」と題して、ビジネスモデルイノベーション(BMI)について書いておられる。ビジネスモデルの創造・再構築を総称してビジネスモデルイノベーションと定義し、暗黙知と実践知というプロセスを通じてビジネスモデルへの思いが育ち、新たなビジネスモデルが見えてくると言う。暗黙知と実践知の往還運動を通じて創造される仕組みをビルトインしたプロセスを野中氏は「事業創生モデル」と呼んでいる。野中氏は「日本本来の組織的知識創造が活発に生きる仕組みを内包したビジネスモデルを再創造していく必要がある。グローバルに範となる日本型ビジネスモデルを実践し、世界に提示していくべきなのだ」と私達に訴えている。ビジネスを実践しているといつの間にか狭窄現象が起こってくる。この本を読みながら視野が広がり、心に燃えるものを感じた。何分約350ページの本で、しかも内容が濃いので読了迄時間がかかりそうだが、楽しみながら読んでいきたい。私もささやかではあるが、自分の現場で日本型ビジネスモデルを実践している。この本から多くの貴重な示唆を受けていきたい。