ビジネスモデルキャンバス もうひとつのブロック

現在ビジネスモデルをデザインする際は、「ビジネスモデルジェネレーション」のビジネスモデルキャンバスを使っている。このキャンバスは9つのブロックから構成されている。

実際に使う者の立場として、9つのブロックの他に私なりに3つのブロックを補助的に追加して使っているが、最近もう一つのブロックが必要でないかと考え、それを追加するようにしている。それはこのブロックの中で最重要と思える「価値提案」ブロックを以下のようにしたいということだ。

キャンバスでは価値提案 → 伝達(顧客との関係を通じ) →使用(顧客)となっているがこれでは一方通行的かもしれない。ここは以下のように考えた方が実情に合っているだろし、発展性も担保できる。

一次価値提案 →伝達(顧客との関係を通じ) →二次価値(共創価値)←伝達(企業との関係を通じ)←使用(顧客)

さらに価値の利益への変換効率も重要だ。変換の仕方次第で効率が上下する。必ずしも価値=利益ではない。この効率を左右するのは顧客との関係であり、企業との関係、つまり相互のコミュニケーションであり、そこで生まれてくる関係性の緊密化だ。

以上のようなことも考慮してビジネスモデルキャンバスを活用していきたい。