ビジネスモデル成功のためのダイアグラム
ビジネスモデルをデザインする際に、「ビジネスモデルジェネレーション」のキャンバスを利用することが多い。確かにデザイン内容を整理し、落ちがないようにするには優れたツールだと思う。ところで実際にデザイン作業をしていて気になるのは9つの構築ブロック間の関係性だ。ビジネスモデルは9つの構築ブロックが有機的につながり、一体となった時にダイナミックに動き出すのだろうが、関係性のダイアグラムをどのようにつくるかでビジネスモデルの実現性と成功の可能性が大きく変っていくのではないか。またそれぞれの構築ブロックの作業達成レベルを3次元的に、つまり立体的に表したい。そうすれば、構築ブロックのそれぞれの高低、不均等形状も見えてくる。つまりどのブロックが足を引っ張り成功の可能性を引き下げそうかの見極めもつく。このあたりは「ビジネスモデルジェネレーション」のキャンバスを使うそれぞれの人が工夫すれば良いことかもしれない。私の場合はキャンバスにダイアグラムを重ねていく、という工夫になる。目的はビジネスモデルの成功率を高めるためだ。