プロ野球始まる・今年の注目点 

昨日から日本のプロ野球が開幕した。ダルビッシュとか田中のような超一流選手がメジャーリーグに移籍し日本のプロ野球からスーパースターがいなくなるのはやや寂しい感じがするが、ものは考えようで、それだけ日本が世界で通用する人材を輩出し、メジャーに供給できるということは誇らしいことでもある。メジャーのレギュラークラスにもっともっと日本人選手の名前をみたい。そのためにも日本の若手選手も世界を目指して鍛錬し、その才能を伸ばしていってほしいと思う。また広島カープの黒田のようにメジャーで活躍した選手が世界で通用する技術面、メンタル面を実戦の中で日本の若手選手に示して、良きお手本になってくれればとも思う。私が今年の日本プロ野球に期待していることは3つある。多分の個人的な思い入れがあるが、述べさせて頂くと以下のようになる。

1.打者で言うと王、長島クラスのスーパースターが出てきてほしい。1チームの4番レベルではなく日本チームの4番を任せられる実力と人気を兼ね備えた選手だ。一番近いところにいるのは日本ハムの中田翔とDeNAの筒香のようだが、若手選手の中で大化けする選手が出てくることを期待したい。

2.投手ではやはり広島の黒田博樹だ。相手打者を幻惑するような高度の投球術を見せてほしい。若手では日本ハムの大谷翔平。スピードは折り紙付きだが、もっと精度を上げ、打者を幻惑できれば20勝も夢ではない。そして斉藤祐樹の復活だ。できれば10勝は上げてほしいところだ。このままでは終って欲しくない。

3.チームでは広島だ。広島は日本の球団の中にあって恐らく唯一の人材輩出、供給チームではないか。巨人のように他チームから4番打者、エースをとってくるようなマネはしない。球団の経営方針も市民球団として出発した歴史から実に堅実だ。そのブレナイ努力に今年はきっと野球の神様が大きな御褒美を与えてくださるのではないか。