ヤクルトの宮本慎也の練習から学ぶこと

 

昨年2000本安打を達成したヤクルトの宮本慎也(42歳)は入団当時野村克也監督から「自衛隊」と呼ばれるほど打てない選手だったが、「打てなければ生き残れない」と気付き、日々考え、バットを振り続け、40歳で6度目の3割を打った時、言ったという。「やっとコツが分かったんです。構えた時にカチッとはまるような感覚があって」この感覚は毎日考え、気付き、工夫してバットを振り続けてきた結果だろう。やはり「練習は裏切らない」。さて私は昨年の7月から毎日2本のブログを書き続けている。少なくとも読んで頂いて少しでも参考になりそうなことを書くためには毎日考えなければならない。自分が書いてみたいというテーマでなければ、自分なりの気持を込めることができない。四方八方にアンテナを張って、テーマとの出会いを心がける。そして文章を書く。書くことはバットを振ることに喩られるだろう。文章を書くことは練習でもあり、修行ではないかと思う。テーマが見つかっても文章がなかなか書けないという時がある。そのような時でもバットを振るように文章を書く。そして最近分かってきたことだが、最初の2行が書けると、何とかなりそうだ、という気持になる。何か舞台裏を書いたようだが、これからも毎日考え、バットを振るように、ブログの記事を書いていきたいと思っている。宮本慎也がバットで空気を切る音が聞こえてくるような気がする。熱い吐息とともに。