三島市郷土資料館にて

山梨県南部町の内船駅から特急ふじがわで富士市に出て、上りの東海道線で三島に。東京に帰る迄時間があったので、駅前の三島市立公園である「楽寿園」に立ち寄った。入園料大人300円。約14000年前の富士山の溶岩がここまで流れてきている。(三島溶岩流)。この公園は、明治維新で活躍した小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造営したもので、昭和27年から三島市が管理運営している。庭園を散策した後、郷土資料館に入った。展示物は充実しており、私にとってはそれぞれが興味深いもので、思わぬ掘り出しものだった。時代小説を書く上で大いに参考になった。三島市というのは歴史的にも重要かつディープな市だ。公園を出て、昼ご飯を食べるため店を探していたら、小さな間口ながら小きれいな店があった。お食事処「みしまや」。桜海老のかき揚げ丼980円とあったので、迷わず店の中に入った。大きな丼ぶりに桜海老と野菜のてんぷら。桜海老は季節のものなので、この時期に食べられるのはありがたい。味噌汁も美味しく、天ぷらも美味しくて、暫し幸せな気分。これで980円は安い!この店はあなご天丼も売り物にしている。次回三島に行く時はあなご天丼を食べることにしよう。