丸の内の変化・オフイス街から商業ゾーンに

所用があって東京駅まで行った。八重洲口を出たところが大分変っていた。以前緑化工事をしていた時に出くわしたことがあったが、それから3ケ月程経った今日、八重洲口に出たら欅だろうか、背の高い大きな木々が緑陰をつくっていた。八重洲口は以前大丸デパートと事務所ビル、それに国際観光ホテル、鉄鋼ビルが並んでいた。皆古いビルだった。東京駅の八重洲口の変化は八重洲口と丸の内を結ぶコンコースに「黒塀横丁」が出来たあたりから始まったような気がする。ちょっと粋な一角にちょっと高級な飲食店が店を並べた。

これはJR東日本の駅構内を商業ゾーン化する取り組みだったのだろう。

一方丸の内も仲通りを中心にビジネス街から高級商業ゾーンに変化した。これは三菱地所が主導している。それに合わせるように仲通りは見事に緑化されている。平日でも、土日でも飲食店、ファション関係の店に行く人々で賑わっている。若い頃、有楽町の駅前の新有楽町ビルに仕事の関係で毎日のように行っていた。当時はビジネス街で夜遅くなると人通りも少なくなり、土日は人影も少なく、まるでゴーストタウンだった。商業ゾーンに人は集まる、そしてお洒落な商業ゾーンは豊かな緑で彩られている。これが最近の傾向かもしれない。