事業の広がりは樹木生長パターン

 

今日は小田原市の地元企業の社長さんと話をする機会があった。鹿児島から小田原市に来て20年。ここで事業を始めて、現在では大きな企業グループを形成している。事業展開のやり方は樹木生長パターンだ。木の幹を太くしながら、次々と枝を伸ばしていく。枝を伸ばすためにはやはり幹を太くしなければならない。正にセオリー通りだ。「私達の仕事は地元密着です」と仰っていたが、根を地元にしっかり降ろしながら、隣接する市にも根を伸ばしている。この範囲であれば、社長は一日でグループ企業を巡回できるだろう。

私も自分の事業について樹木生長パターンで考えていた。根をどこに降ろすか、幹は何にするか、枝となるのは何か、この社長さんと話しながら、私なりのイメージが膨らんできた。まず根を降ろす場所と幹を決めよう。