仕事のリズム
私は現在寄藤文平さんが考案した「yPad4」をスケジュール管理とプロジェクト管理のために使っている。2012年から使い始め、大変重宝している。
「yPad4」を開くと、一つの見開きで2週間のスケジュールと20のジョブやタスクの進行を同時に見ることができる。1冊で1年分。
6月に入り、1年も半分迄きたので、今年の1月から「yPad4」の記録を読み直してみた。スケジュールだけではなく、メモ&スケッチのページも。
寄藤さんはそれぞれの仕事には別々のリズムがあると言う。早く、短い流れもあり、ゆっくり、長い流れもある、と私なりに解釈している。この「yPad4」を使うようになってから、変ったことがいくつかある。
1.スケジュールを見るのが楽しくなった。また小さなポケットに入れている手帳とつき合わせてスケジュールを書き込んでいるので、スケジュールミスが無くなった。ダブルチェックの効果と言えるだろう。
2.スケジュールのページとジョブ・タスクのページを同時に見ていて、気が付くこと、閃くことが多々ある。
3.メモ&スケッチのページには打ち合わせの記録、アイデア、仕事をする上でその時その時気がついた重要な事柄を書留め、新聞の切り抜きも貼る。さらに仕事をする上で
必要な資料も10枚ほど貼り付けている。書類を入れるポケットも欲しいので、市販のポケットシートを裏表紙に貼り付けている。
「yPad4」は自分の必要に応じてカスタマイズできる。私はスケジュールの上のメモ
のスペースを3つのブロックABCに分けて、ブロック毎に3項目づつ2週間の達成項目
を書き出し、毎日フォローしている。
「yPad4」は少し大袈裟に言えば、仕事と人生を変えるノートだ。2011年の暮れ、
旭屋書店で見つけた。早速「これだ!」と思い購入した。一種の出会いだろう。その後は
取り寄せで購入している。寄藤さんは言う。「スケジュールの管理をメンドクサイ雑用と考
えるのではなくて、むしろ今の自分を知る貴重な時間だと考えるとこれほど面白い時間は
ありません」同感だ。