仕事を楽しむ

仕事を楽しむことができるようになれば本物だ、とある人が言っていた。確かにそうだろうがそこまで行くのが大変だ。私の回りで仕事を楽しんでいる人は誰だろう、そう思いながら探してみるが、なかなか思いつかない。一生懸命やっているのだろうが、どうも楽しそうな感じがしない人が殆どだ。やはり仕事をして自分の家族を養わなければならない、そのためにも責任ある仕事をしなければならないという意識が先に立つと、仕事をしながら眉間に皴を寄せる、ということになりがちだ。ある農家の息子が父親の後を継いで農業を生涯の仕事として選んだ時、彼はこう言っていた。「父親が楽しそうに仕事をしていた。またカッコ良かった」と。

それではまず隗より始めよ、という教えがあるがどうしたら楽しく仕事ができるだろうか。

私なりに以下5つのことを考えてみた。できるかどうかは別にして。

1.自分の仕事の意味と価値を自分なりにキチンと理解している。人と比較しない

2.仕事をする時はそれこそ無心の気持ちになって全力で取り組む

3.常に創意工夫をしている。失敗も笑って乗り越えていく

4.これで大儲けしようなどどいう野望は持たない。正常なリスク感覚を持っている

5.時々自分の仕事を客観的に見つめ直す機会を持つ