個人ビジネスとビジネスモデル

 

これからの日本の財政健全化を考えた時、政府が最初に手をつけるのは、十中八九年金制度だろう。最近聞くのは支給年齢の引き上げだ。いずれ70歳、あるいは75歳になっていくだろう。会社を定年になった後、10年、15年と少ない年金で暮らしていかなければならない、ということも十分考えられる。それではその間、どのように経済的に自分たちの生活を支えたら良いのだろうか。やはり働くことになるだろう。しかし高齢者を例えアルバイトにせよ、雇ってくれるところは限られている。働くことも容易ではなくなる。

それではどうしたら良いのだろうか。選択肢はいろいろあるだろうが、ビジネスを始めるのも一つの方法だ。理想的には個人でビジネスを始めて、月々コンスタントな収入が得られたらいい。体力の問題があるのであくせく働かなくて、仕組み自体が稼いでくれるビジネスが望ましい。大きく儲けるより、まず月々の支えとなるようなビジネスだ。そのような個人ビジネスのための仕組をつくり、新たなビジネスモデルとして磨いていく。具体的には毎月5万円、毎月10万円の個人ビジネスコース。これからは高齢者のための個人ビジネスの開発が重要課題になる。ビジネスをやっていればボケることも少なくなる。そのためのテキスト開発、セミナーの開催も必要になってくるだろう。