劇場型居酒屋のビジネスモデル

今日は弊社のビジネスモデルユニットのメンバー3人と新年会。場所は両国の居酒屋「はなの舞」。夕方5時から8時迄、約3時間飲んだり、食べたり、お喋りをしたり楽しい一時だった。この居酒屋を会場に選んだのには理由がある。それは飲食店のビジネスモデルの生きた実例を実感するためだ。私を入れて4人でこの店のビジネスモデル分析を行なった。

「書を捨てて町に出よう」ではないが、時には町に出て、実際に飲食店に入ってビジネスモデル分析を足と目と口で行なうことが大事だ。

この店は両国の国技館の帰り道にあり、両国の西口改札を出て1分のところにある。夕方5時に新年会を始めた時には席は大分空いていたが、大相撲が終った6時過ぎになるとどっと客が流れ込んできて、アッという間に満席となった。しかも外国人も多い。私達の席の隣の4人は2人外国人2人日本人。4人とも英語で話していた。私はこの店は4回目。

1回目は江戸東京博物館を大江戸野菜研究会の仲間と一緒に見学した後、ここにやってきた。2回目は仕事の関係でお客さんをここで接待。3回目は千代田区立高齢者センターの皆さんと江戸東京博物館を見学する前ここでランチ。気に入った店だ。

まず価格がリーズナブル。今回4人で3時間で一人あたり3500円。味もいい。店のつくりは真ん中に本物の土俵があり、周囲が桝席風になっている。土俵の上では外国人の男性が相撲を取って喜んでいる。相撲甚句を聞きながら、踊りを見ながらお喋りができる。

メンバーの一人が「ここは大衆劇場型居酒屋」とコンセプトらしきことを呟いていた。しれをキッカケにこの居酒屋のビジネスモデル分析をメンバー全員で行ない、まとめた。

次回は神楽坂か上野根岸の店のビジネスモデル分析をする。楽しく飲んで、おまけにビジネスモデル分析もする。そんな趣向だ。