原油暴落と今後の世界経済そして私達の仕事・暮し

原油価格が暴落している。1バーレル50ドルを切る事態となっている。中国などの景気停滞とアメリカのシェール革命で原油がだぶつき、供給過剰になったことが価格下落の原因として挙げられているが、それに拍車をかけたの昨年11月に開催されたOPECの「減産せず」の決定とのことだ。アメリカのシェール革命をつぶし世界の石油価格を決定する盟主の立場を守り抜こうとするサウジアラビアを中心とするOPECの「肉を切らせて骨を切る」という戦略が発動されている。

これから石油価格は不安定な時代に入ることだろう。需給バランスだけではなく、政治的な思惑も色濃く出てくると思われる。

石油輸入に依存している日本は今後どのような影響を受けるだろうか。また私達の仕事と暮しはどうなるか。原油暴落の短期的メリットとデメリット、及び中・長期的メリットとデメリットを冷静かつ具体的に考えつつ、身構えていきたい。少なくとも言えることは一時的な原油安に浮かれてはならない、ということだ。

シェール革命でここ数年沸き立っていたのがまるでウソのようだ。またこれほどの原油暴落を予想した専門家が誰一人いなかったとのことだ。何か起こるか分からない、そんな時代に私達は生きている。