困難な仕事に取り組む

 

困難な仕事に取り組むのは誰でも避けたいところだろう。それが人情というものだ。しかし私は自分の性格的なこともあるだろうが、困難であればあるほどやる気が出てくるタイプだ。その分失敗も多かった。何回となく挫折も経験した。失敗力、挫折力、そこから立ち上がる力を身につける修行をしてきたのかもしれない。そして5年前、ビジネスモデルという考え方に触れ、現在に到っている。継続は力なり、という言葉があるが、現在ではビジネスモデルの理論と実践(事例)の世界も広がってきた。この間、自分なりにコツコツと学び、実践してきた。その中でビジネスモデルは欧米発の経営手法だが、実体としてのビジネスモデル的発想、取り組みは日本の歴史の中で実際にあったことに気付かされた。

まさに金鉱脈を発見したような感激だった。日本型ビジネスモデルだ。私はこの日本型ビジネスモデルを世界に向けて発信していくのが私達ビジネスモデルデザイナー兼プロデューサーの仕事ではないかと考えている。世間的に見れば困難な仕事の相談が寄せられる。しかし、私は困難な仕事を「難しい仕事」とは言わないようにしている。「取り組み甲斐のある仕事」と思うようにしている。なぜなら困難な仕事は未来を開く扉でもあるからだ。そして江戸時代のビジネスモデルデザイナー兼プロデューサーの覚悟にも学びたい。