地方と東京のパートナーシップづくり

今日はMさんとKさん、そして私の3人でブレストをした。Mさんは屋上菜園プロジェクトを現在一緒に進めている私の若いパートナーだ。女性のKさんはもともと映像関係の専門家だが、縁があり北陸地方の某市で伝統的な特産品の掘り起こしと販売に取り組んでいたが、なかなか結果が出ず、地方の人とのコラボレーションの難しさも感じているようだった。どうも現地サイドでリーダー役になって、また主体的に橋渡し役を引き受け、東京サイドのKさんとコラボできる人がいなかったようだ。私自身も感じていることだが、地方で例えば東京でプロジェクトを立ち上げる時には、両方の側に「橋渡し役」を引き受けることができる人材がいることが望ましい。現地側の橋渡し役としては、東京である時期働いて、地方に帰り、そこで仕事をしている人がまず候補になる。東京側では地方、農村の事情に通じている人が候補になる。数字だけを見れば、農村側2人、東京側2人、最低4人は必要ということだ。ということで、私は地方とのプロジェクトを立ち上げる時に、まず以上のような4人構成ができるかどうか、検討する。そして会議、運営は上下関係のない、パートナーシップとする。私の役割は東京側の「橋渡し役」だ。幸い山梨県のN町のケースではこのような4人構成をつくるメドがついた。今年の秋からプロジェクトが動き出すだろう。事業は人から始まる。