夕昏の東京駅近辺で想うこと

一昨日テレビで京橋の100%チョコレートカフェを見た。昨日時間が空いたので、寄ってみた。店内はそれほど大きくない。カウンターの右側に一列小さなテーブルを挟んで向い合わせにこれも腰高に小さな椅子が6セット並んでいる。通路に面した窓側にも椅子が並んでいる。店内に入るとステンレスでカバーしたカウンターコーナー。ここで注文をする。天井は板チョコの凹凸。椅子の背後にはケースに入ったカカオが国別に陳列されている。トイレの中もチョコレートカラー。ドリンクはヨーグルトショコラを注文。ヨーグルトの酸味とチョコレートの苦味みがマッチして、初めての意外な味。美味しい。また注文したくなる個性的な味だ。

東京は来るオリンピックを控えて、それぞれの店が個性づくりに向っているように思われる。国内のお客様だけではなく、世界から来るお客様に選んでもらえるような店にしたい。

そのための戦略をどのようにするか、それぞれの店が生き残りをかけて、競争を勝ち抜こうとしている。特に京橋地区には高層ビルが林立して、町の様子が一変している。オリンピックで日本にやってくる観光客に、店だけではなく、地区も選ばれる。銀座、六本木、赤坂、新宿、池袋、澁谷、麻布十番。東京オリンピックは東京の各地区にとってもオリンピック、ということになるのではないか。