大人の・・・

電車の吊り広告を見るとのなしに見ていると、キャッチ・コピーに「大人の」のタイトルがついたものが目立つ。私はそこに時代の成熟嗜好とマーケットが子どもから30代以降にシフトしているのを感じる。時代の成熟嗜好とは本物の価値を知り、それを選ぼうとする傾向だ。ある意味で私達は「消費することに疲れている」のではないか。最近私自身、余計な飾りもののない、本当に必要な物以外はトコトンそぎ落とした商品に関心が向く。そして、デザイン性が良く、できれば「さすがと思わせる」隠し味のあるような一味違ったものが欲しい。一言で表現すれば「Simple & Deep」と言ったところか。

そのようなものを自分の生活、仕事空間の中に入れていきたいと思うようになってきた。

さて家具については嵩張ることもあり、できれば買わないで済ませたいところだが、段々傷んでくるのでそうもいかない。今私と家内は居間に新しいソファーを置きたいと考えている。家の近くのニトリのショールームに2人で行って展示されているいくつかのソファーに試し座りしてみた。機能性だけを考えると良さそうなのが2,3あったが、デザインの斬新性という点で今一つだった。

ということで次は三郷のイケヤに行こうということになった。

さていいものが見つかるか、大人らしい買物ができるだろうか。