大手町川端緑道を歩く

今日は北千住ルミネでの作業の後、千代田線で大手町に出た。大手町の日経ビルの地下に農業関係の本を数多く置いている書店があるので、そこに寄って金子さんが監修した近著、田舎暮らしの楽しみをまとめた本を購入しようと思ったが、いつもの場所に行っても見当たらない。地下街にある文房具屋でポストイットを買った際に聞いてみたところ、「無くなった」とのことだった。日経ビルから弊社の東京オフイスのあるちよだプラットフォーム迄は楽に歩いていける距離なので歩いて、気象庁の横を通り、竹橋の橋を渡ろうとしたら広い遊歩道のようなものが新しく出来ている。遊歩道を歩き始めたところにサインボードがあるので見たら、「大手町川端緑道案内図」とあった。広々とした遊歩道だ。竹橋から神田橋、そして鎌倉橋迄の区間の遊歩道。案内図には一工夫がしてある。ポリカ-ボネイトだろうか現在の地図を印刷した下には江戸時代の地図がある。この辺りは一橋家の松平、福井藩の松平の上屋敷があったところのようだ。この遊歩道は運河に沿ってゆるく蛇行している。昼食の後、また歩きながら何か考えごとをするにはうってつけの場所だ。江戸時代の地図には鎌倉橋の渡ったところ、たもとには当時有名だった居酒屋豊島屋の名が見える。仕入れ原価で酒を飲ませる商法で有名だった店だ。今迄散歩というと皇居のお堀端か東苑だったが、時間がかかるキライがある。この遊歩道であればそんなに時間もかからずちょうどいい。これから散歩が楽しみだ。