屋上菜園は都市を変え、社会を変える仕事

 

今日は夕方から大江戸野菜研究会の月例会。午後6時~8時迄、出席者全員で熱心に語りあった。最近は報告事項も議題も増えてきた。地道な活動が軌道に乗り始めているようで

うれしいことだ。昨年から多彩な会員が増えてきている。今後の大江戸野菜研究会にとって「知の創造」は重要なテーマの一つだが、それを可能にする会員が次々と加えられている。心強い限りだ。例会は会員がアイデアを出し合い、ブレストできるような場だ。決めようとしないで、自然に決まっていくような話合いにしたい。例会の後は、二次会。今晩は神田駅のガード下の肉の万世の「呉越同舟」に行く。座席が仕切られていて、ゆっくり話しができる。ツマミを食べながら、お酒を飲みながら、話が弾む。長老のようなTさんが言う。「屋上菜園は東京を変え、日本を変え、地球のあり方を考える大切な活動だ」Tさんの大所高所からの言葉に私達も大いに励まされた。二次会ではいつも話は広がっていく。経営者の方も会員にはいるので、屋上菜園だけでなく、テーマは限りなく広がっていく。心置きなく話ができる二次会をNさんは「コミュニティ活動」を言ったことがある。食事をし、雑談を重ねる中で、お互いのことを知り、信頼関係も築かれていく。「呉越同舟」を出たのは10時過ぎだった。決めようとしないから自然に決まる。そのためには日頃の雑談とそこから生まれてくる共通意識と非共通意識の「境界線の感覚」が大事ではないかと思う。池袋駅についたのは11時前だった。金曜日ということもあるのだろう、ホームは通勤時間並みに人で溢れていた。帰宅したのは12時前。関西のように帰宅迄1時間以内なら楽なのだが、東京ではそうもいかない。いつか大江戸野菜研究会の臨時例会をどこかの山小屋で持って、帰宅時間を心配しないで、心行く迄話たいものだ。