散歩の効用
ほぼ毎晩散歩している。目標は8000歩以上。できれば一万歩以上。志木市の健康促進運動の一環として万歩計を貸与されて使っている。データは自動的にセンターに送られる。志木駅の切符売り場の横にディスプレイがあり、そこの万歩計を当てるとデータが読み取られる仕組みだ。ディスプレイは駅の他に食品スーパーのヤオコー、丸井、その他にも置かれている。仕事で外出する時にも持っていく。ただ仕事で歩き回っただけでは足りないので帰宅して夕食後、散歩に出て上乗せする。その時は背筋を伸ばして、できるだけ早足で歩くようにしている。散歩というより、速歩に近いかもしれない。
在宅で一日を過ごした日は1時間は歩かないと8000歩に迄行かないので、1時間以上歩く必要がある。そして最後は駅迄行って、万歩計をディスプレイにあてがって「シャリーン」をする。
夜の町を歩きながら、自分が住んでいる町が、風景が変っていくのを感じる。駅に行く道の両側も随分変った。民家からマンションに変っている。しかし、道そのものは変ってはいない。過去30年以上自分の家から駅に向って歩いた。仕事を終えて駅から自分の家に帰っていった。この1本の道を。私の仕事人生をこの1本の道は知っているはずだ。