新しい組織を立ち上げる時の3つの理解の共有化

どのような組織であれ、また大小を問わず、組織を立ち上げる時には、どうしても必要なことが3つあると私は考えている。この場合組織とは2人以上で構成される一定の目標を共有し、活動する人の集まりと定義しておきたい。一人で仕事をしていると敢えてそのようなことを考えなくても良いかもしれない。自分の中の目標も願いも自分だけ知っていればいい。しかし2人以上の人が集まり何かをしようとする場合は、必ず「共有化」が必要になってくる。それでは何を共有するか。まずは精神的部分について。私は3つあると考えている。

1.自分一人ではできることは限られている、限界があるというということを十分理解していること。チームをつくることの意味を実感している。

2.人間の生命は永遠ではない。この地上の生涯には必ず終りがある。しかし事業の価値は人の命が終っても継続しなければならないことを十分理解していること。

3.相手をレスペクト(尊敬)すると同時に、自分にも信頼を寄せること。自分にはその事業に貢献できる能力、才能が潜在的に既に与えられていることを信じること。

 

以上の3つの理解、思いについて機会があることに、言葉に出して相手に、また自分に伝えることが大事だ。ビジョン、規約・定款、未来の物語は次のステップの3本柱だ。