日本の再生のためのビジネスモデル

 

 大きなテーマなので抽象的、一般的になりがちだ。そこでこのテーマに取り組むための課題の立て方を考えてみた。結論から先に言うならば、自分の仕事、自分の現場でそれを考える、ということにしたい。私のケースでは、屋上菜園で世界の最先端を行く、ということになるだろうか。かつて本田技研の本田社長は日本一になるために世界一になる、というスローガンを掲げてマン島レースに臨んだ。グローバルの視点を持つ、ということはこれからの時代、ますます重要だ。最初は荒唐無稽に聞こえるかもしれないが、それぞれの分野で、仕事で、現場で世界一を目指すというビジョン、志はモチベーションのための強力なエンジンになる。多様な世界の人々を相手に仕事をし、切磋琢磨することによってより大きな視野が得られるだろう。日本人は内側に向かって精緻化する傾向を持っており、世界の変化に遅れる恐れが無しとしない。世界一を目指すというのは、世界の人々にとって役立つ仕事をする、ということでもある。グローバル経済の特徴は世界市場の形成、というところにある。一国経済というようなモンロー主義的なあり方は既に非現実的になっている。相互協力、相互発展というルールを世界各国が受け入れなければならない。世界に貢献するためには独自の価値が鍵を握る。自分の仕事がどんなに小さな仕事であろうが、独自の価値を磨き続ける努力を続けたい。さて私のとって磨きの砂は何か?