昔の商売の温故知新・リヤカーの復活

最近リヤカーをよく見かける。私が子供の頃、リヤカーでモノを運んでいる人が多くいた。現在でもリヤカーを使って、ダンボールを集めたり、空き缶を回収している人がいる。使っているのは古いタイプのリヤカーだ。ところが最近見かけるには新しいタイプのリヤカーで、クロネコヤマトの配達スタッフが使っている。引っ張るタイプではなくて、押すタイプだ。住宅街の中では車が入りにくい狭い露地が多いことも理由だろう。それにしてもリヤカーを使うというのは一つの発想だ。どのような経緯でリヤカーを採用することになったのだろうか。何かの機会にクロネコヤマトのセールスドライバーに聞いてみたいと思う。リヤカーを使って良かったことはどんなことかも含めて。

これからの高齢化社会、買物の出かけるのもままならないお年寄りが増えていく。その際、車の入りにくい住宅街が多いことを考えると、リヤカーが活躍する場面も増えていくのではないか。途中迄車で行って、そこからは車からリヤカーを降ろして荷物を積んで配達・集荷する。車とリヤカーのコンビネーションだ。

リヤカー自体も雨に濡れないように覆いというか、カバーのついたタイプもある。リヤカーも時代に合わせてモデルチェンジして、恰好いいものが出てきている。ヤクルトの販売員がリヤカーのようなものを使っている。

リヤカーが技術革新を踏まえつつ、復活する時代になっているのかもしれない。