現場感、現場観

 

現代農業11月号が届いた。毎月楽しみにしている本だ。農業現場でのさまざまな創意工夫が満載されている。今月号の特集は「無敵のマイハウス」。女一人でビニールハウスを建てた奈良県桜井市の中村さんの事例がトップで紹介されていた。現代農業を読みながら改めて「現場の大切さ」を痛感した。昔から理論と実践の統一というようなことがよく言われてきた。机の上で仕事をしていると、現場の深さ、広さ、そして怖さが分からなくなってしまうことがある。人によって「現場感、現場観」はそれぞれだろう。どのような「現場感、現場観」を持つかによってその成果も異なってくるのではないか。私にとって「現場」とはどこか、その現場が今どのように見えているか。今日の私への問いだ。