私にとっての「代表的歌謡曲・10曲
最近寝る前にYOUTUBEで歌を聞くことが多い。折に触れていろいろな歌を聞いてきた。最近は行かないが以前は仲間とカラオケで唄ったこともあった。
繰り返し聞く歌謡曲がある。それでこの際、自分なりに「私にとって大切な10曲」を選んでみてはどうかと思った。その結果が以下の10曲だ。
1.帰り船 唄 田端義夫 (引揚船。映画「ダモイ」。戦後の日本はここから始まった)
2.長崎の鐘 唄 藤山一郎 (長崎に落ちた原爆。浦上天守堂でその時の写真を見た)
3.喜びも悲しみも幾年月 唄 若山 彰 (灯台守の歌。息子を失った夫婦)
4.ああ 上野駅 唄 井沢 八郎 (集団就職。上野駅の碑の前に立って当時を想う)
5.赤と黒のブルース 唄 鶴田 浩二 (自分もそんな最低の男だと思っていた)
6.恋ごころ 唄 岸 洋子 (学生時代、渋谷のシャンソン喫茶に入り浸っていた)
7.霧の摩周湖 唄 布施 明(三陸沖の霧が風に吹かれて摩周湖へ。御霊も摩周湖へ)
8.新宿・みなと町 唄 森 進一 (生きていくことは上手くなくても生きていかねば)
9.すずめの涙 唄 桂銀淑 (私の人生の青空、小さな私だけ飛べる青空)
10.鮨屋で 唄 あさみちゆき (私はあなたたちの娘です。あなたたち!)
1~9までは昭和の歌謡曲。ちあきの「昭和えれじい」の歌詞にあるように「昭和川」を流れていった歌だ。川の流れる音を耳底で聞きながら、一曲一曲聞いている。