笑点50年に思う
日本テレビの「笑点」という番組が50年を迎えたという。そう言えば、私が20歳の頃に始まった番組で、司会者が立川談志から始まり、私の記憶に間違いが無ければ、前田武彦、三波伸介、前代円楽、そして現在の歌丸と続いてきた。桂歌丸師匠は笑点が始まってからのメンバーで、ずっと変らずに続けてきた。これは私達の想像を超えた偉業と思わずにはいられない。以前図書館で歌丸師匠の自叙伝を立ち読みしたことがある。謙虚な人柄のようだ。歌丸師匠の司会はメリハリが効いていて、軽妙洒脱だ。先代円楽師匠も博学で人気があったが、歌丸師匠は回答者との距離が近い。歌丸師匠は病気がちだが、健康に気をつけてこれからもずっと笑点の司会を続けてほしい。