自分は一番重要なことは何か？
「エッセンシャル思考」という本が売れているそうだ。既に１０万部を突破している。その「エッセンシャル思考」の要点は３つ。
１．自分にとって最重要事項を選ぶ「選択」
２．世の中の大半は「ノイズ」であるとの認識
３．何かを捨てる「トレードオフ」
この中で一番重要なのはやはり１に選択だろう。ここまで書いてきて２つの人物が頭に浮かんだ。一人はイエス・キリストだ。ルカの福音書１０章にはこう書かれている。
「主は答えて言われた。『マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです』
またオマハの賢人バフェット氏は「投資、案件発掘、バークシャー経営の他には興味を示さない」
整理整頓の整理は「何か、不用のものを捨てる」ことだが、それでは整頓とはどういうことだろうか。整頓とはあるべきところに本当に必要なものを秩序正しく置くということではないだろうか。あるべきところが分っていなければ、本当に必要なものも判別が難しくなる。私にとって「あるべきところ」とはどこだろうか。そして「一つ」とは何だろう。
