若い農業者Sさんを応援
知人の息子さん夫婦が脱サラして山陰地方の山間部で農業を2年前からやっている。思うところがあったのだろう。取り組んでいる農産物の資料を送って頂いた。確かに特長のある農産物だが、まだマイナーな農産物で、その意味では将来性があるようにも思える。電話で話し、またメールのやり取りで情報交換を始めた。改めて思うのはネットの力だ。例えばメールを使えば、文と写真で状況を伝え合うことができる。昔は電話かFAXが迅速な通信手段だった。それも距離が離れていれば電話代、FAX代も嵩む。一方メールならただとは言わないまでも殆ど費用がかからない。細部に到る迄の情報交換ができる。このネットの力を通信手段としてだけでなく、この農産物について情報発信をするためにも活用することができる。Sさんは技術屋だ。最初プラントメーカーに就職し、その後電子部品メーカーに移ったとのこと。どういう気持で農業に取り組むことになったのか、今月中旬には現地で会うことになっているので、その時聞かせて頂く機会があるだろうが、農業の分野で前職の知識がそのまま活かせるという場合もあるかもしれないが、モノの考え方、システム的発想はきっと活用できるのではないかと思う。
今回は私とビジネスパートナーの友人と一緒に現地に行く。現地の生産者と消費地である都会の人間とが一緒にチームを作って村おこしのお手伝いをさせて頂く、そのひとつのモデルとしたい。