読書について

最近、じっくりと本を読む機会が少なくなっている。日々の仕事と生活に追われると、まとまった時間をとって本を読むということができなくなる。部分的に拾い読みする、ということはしょっちゅうやっているが、一度に50ページとか100ページ読む、というのがなかなかできないでいる。勿論読み易い本とそうでないものがある。最近読んだ池波正太郎の小説「男振」は文庫本で436Pあったが、仕事の合間の時間を使って2日間で読み終えた。ビジネス関係の本ではそうはいかない。

さて今日は試しにビジネス関係の本を1時間でどの程度読めるか、計ってみた。ほぼ60ページで1時間。それなら、ということで次の60ページを1時間以内に読む、ということを目標にして読んだ。時間を制限して本を読むというのは適度の緊張感を与えてくれるようだ。次の1時間では70ページを読むことができた。私は速読はできないが、殆ど戻らないで先へ先へと読むことができる。齢を取ってから読書のスピードが上がってきたようだ。これはどういうことだろうか。今日の経験を参考にして、これから読書をする時にタイムを取ることを考えている。そして今の読書のスピードアップを少しでも図りたい。なぜなら読みたい本が沢山あるからだ。