誰を顧客にするか・小島よしおのケース

「そんなのカンケーねぇ~」でブレークした海水パンツの小島よしおが復活の兆しというか勢いを見せている。小島よしおのこのケースはビジネスモデルとブルーオーシャン戦略をまさに地で行っている。ブレークの後小島は考えた。

「若者をターゲットにして、面白いことをやるというレースは、馬が多すぎるんですよ。自分の得意な分野に特化した方が仕事につながる」

小島は筋肉マンを目指して身体を鍛え、新しい活躍の場を求め、幼稚園などにチラシを配るなどして必死の努力で子供市場を開拓した。子供市場がブルーオーシャンと気付いた小島は「キッズ・コーディネーション」という子供の運動神経を鍛えるためのトレーナーの資格も取った。

最近では多い時には月に50本もの営業オファーがあるそうだ。

ビジネスモデル的に言えば小島は顧客を変えた。若者から子供へ。そして子供と言う顧客に価値提案(子供がまねしやすいギャクを教えたり、体操をしたり・・・と)をきめ細かく行なっている。

彼のビジネスセンスから教えられることがある。