計画と現場の違い

 

今回野菜の段々畑の試作品を作った。計画の段階では段毎にニット・チューブをそれぞれ一定の長さに切り、それを段々に積み上げていく、と考えた。今日現場の組立で3人で行なった。途中までやってみたが、切って結んだ部分の見映えがどうも良くない。いろいろ試してみた結果、ある細工をすることによって、何とか見映え良くすることができた。これはああでもないこうでもないと話し合いながら出てきたアイデアだ。今回は計画を細かいところまで十分に検討し尽くしたかと問われれば、甘かったと言わざるを得ない。しかし一方で実際につくってみてから、試してみよう、試作品をプロトタイプとして、たたき台として検討してみよう、という気持があったことも事実だ。現場で検討を重ねることにより、当初計画していた以上の、予想とか期待を超えるものが出てくる可能性がある。計画立案は一人でもできないことはないが、現場はやはり一人ではなく、グループというかチームでやるべきことだ。